施設の紹介
慢性期の外来リハビリテーションの重要性について
「脳卒中発症後、リハビリテーションを受けて退院した患者の退院後3年間の予後調査によると、リハビリテーション病院退院後の2年間はある程度の日常生活動作が保たれるものの、退院から2~3年目以降は比較的短期間で日常生活動作が低下していると報告されています。
当リハビリテーションセンターではリハビリテーション標準算定日数を超え、限られた回数の中でリハビリテーションを実施し、身体機能の維持・改善を図り、日常生活動作の低下を予防していきます。
対象疾患
- 上腕骨近位端骨折
- 肩関節周囲炎
- 橈骨遠位端骨折
- 変形性関節症
- 脊椎圧迫骨折
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 脳梗塞
- くも膜下出血
- 脊髄損傷(不全麻痺)
- その他、整形外科疾患、脳血管疾患全般
院内紹介
リハビリテーション室
広々とした空間で、最新の機器を用いたリハビリテーションを受けることが可能です
リハビリテーション機材の紹介
頸椎・腰椎牽引
牽引をかけることで、神経への圧迫を減少させ、筋肉・靭帯へのマッサージ効果にて血流を改善し筋緊張の緩和を図ります。
マイクロ波治療器
電波を用い身体の深部を加熱できる温熱療法機器
超音波治療器
超音波療法には温熱効果と非温熱効果があります。また超音波ではより深部の組織まで熱伝導が可能であることが特徴です。
低周波治療器
電気刺激を入れることで、疼痛の軽減、筋力維持・増強を図ることが可能です。
エルゴメーター
身体機能に合わせてペダルの重さを変更し運動強度を設定することができます。全身持久力を目的に使用することができます。